ウォーキングイベントの実施
運動の習慣化を目的として、全社を挙げたウォーキングイベントを年2回開催しています。スマートフォンのアプリを利用し、チームに分かれて歩数を競い合い、成績優秀者には全社朝礼で賞品を授与しています。
精工技研グループのサステナビリティについての考え方、
取組みについてご紹介します。
健康経営 目標と実践・課題
当社グループの経営理念に定める「すぐれた技術と独創性で質の高い商品を供給」し続けるためには、社員の活力向上と組織の活性化が不可欠であると考えております。社員の健康の維持・向上に積極的に関与し、必要な施策に取り組むことで、会社の成長と社員の幸福に貢献します。
当社では、現状として生活習慣病リスクの保有者が健康保険組合の加入者平均より多いことが課題となっていることから、生活習慣病リスク保有率の低減を目指し、さまざまな取り組みを実施しています。
安定的な成果はまだ見られませんが、2024年度に注力して取り組んだ「脂質」については明らかな改善が見られました。
<生活習慣病リスク保有率の目標値・実績値>
| 生活習慣病リスク保有基準 | 区分 | 2021 年度 |
2022 年度 |
2023 年度 |
2024 年度 |
2025 年度 |
2026 年度 |
健保組合 平均値※ |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 血圧 | 最高血圧 130mmHg以上/ 最低血圧 85mmHg以上/ 治療中 |
目標値 | ― | 39.2% | 37.6% | 36.0% | 34.4% | 33.0% | 27.8% |
| 実績値 | 40.0% | 39.2% | 38.5% | 39.1% | |||||
| 血糖 | 空腹時血糖 100mg/dL以上/ HbA1c 5.6以上/治療中 |
目標値 | ― | 47.4% | 45.8% | 44.2% | 42.6% | 41.2% | 38.9% |
| 実績値 | 48.2% | 48.3% | 44.7% | 48.9% | |||||
| 脂質 | 中性脂肪 150mg/dL以上/ HDLコレステロール 40mg/dL未満/ 治療中 |
目標値 | ― | 26.3% | 24.7% | 23.1% | 21.5% | 20.1% | 18.3% |
| 実績値 | 27.1% | 24.4% | 25.7% | 19.0% | |||||
| 肥満 | BMI 25.0以上/ 腹囲 男性85cm以上・ 女性90cm以上 |
目標値 | ― | 35.3% | 34.2% | 33.1% | 32.0% | 30.9% | 30.3% |
| 実績値 | 35.9% | 35.2% | 34.1% | 36.2% | |||||
※健保組合平均値:東京電子機械工業健康保険組合 2020年度加入者平均
運動の習慣化を目的として、全社を挙げたウォーキングイベントを年2回開催しています。スマートフォンのアプリを利用し、チームに分かれて歩数を競い合い、成績優秀者には全社朝礼で賞品を授与しています。
食堂に隣接してヘルスケアルームを設置し、ぶら下がり健康器やバランスボールなどの健康増進グッズや血圧計・体組成計などのヘルスケアグッズを置いています。休憩時間などによく利用されています。
健康に向けての動機づけとして、健診結果の改善や健康的な行動にインセンティブを付与するポイント制度を導入しました。
健康情報を掲載した「ヘルス通信」の配信や再検査・精密検査の受診勧奨などの取り組みを行っています。
当社は、経済産業省と日本健康会議が顕彰する「健康経営優良法人認定制度」において、社員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人として評価され、前年度に続き「健康経営優良法人2025(中小規模法人部門)」に認定されています。
働き方改革 目標と実践・課題
「メリハリワーク」の推進
当社は、持続的な成長を実現するために、強固な経営基盤の確立を目指します。そのためには、限られた時間の中で最大限の成果を生み出す「生産性の向上」が不可欠です。
具体的には、「売上高/利益の成長」と「総労働時間の短縮」の両立を図り、働き方改革の一環として「メリハリワーク」を推進します。
これにより、社員一人ひとりが集中して働ける環境を整え、効率的かつ健全な働き方を実現することで、企業全体の競争力を高めていきます。
2017年に働き方改革を実現する制度を新設し、長時間労働の解消・働き方の多様化・余暇の充実に向けて、以下の目標に取り組んでいます。
出産育児支援制度の見直し
2025年4月1日付で出産休暇や育児休業のほか 働きながらの子育てを支援する制度について、出産育児支援制度の見直しを行い、より働きやすい環境を整えました。
<育児休業取得者数(男女別)>
| 項目 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 育休取得者数 | 2人 | 実績なし |
| 取得対象者数 | 4人 | |
| 育休取得率 | 50.0% |
(2024年度実績)
雇用環境の整備のための行動計画の策定
次世代育成支援対策推進法(通称「次世代法」)に基づき、当社における雇用環境の整備のための行動計画を策定しました。
1.計画期間 2024年4月1日~2029年3月31日
2.目標と取組内容・実施時期
<目標>
若年層の女性社員を対象として、出産後も働き続けるキャリアイメージの形成 を支援するための研修を対象者1人につき1回以上実施する。
<取組内容>
| 2024年4月〜 | 子育て中の女性社員のキャリア形成に関する調査、検討の開始 |
|---|---|
| 2025年4月〜 | 研修内容について検討の実施 |
| 2026年4月〜 | 対象者に対する研修の実施 |
女性が活躍できる雇用環境の整備のための行動計画の策定
「女性活躍推進法」に基づき、女性が活躍できる雇用環境を整備するため、次の行動計画を策定しました。
1.計画期間 2024年4月1日~2029年3月31日
2.目標と取組内容・実施時期
<目標>
年次有給休暇の取得率を毎年75%以上とする。
<取組内容>
| 2024年4月〜 | 過年度の取得状況の調査、分析を行う。 |
|---|---|
| 2024年10月~ | 現年度の取得状況の調査および積極的な取得促進のための社内広報活動を行う。 |
| 2025年 4月~ | 2024年度の取得状況の調査、分析を行う。 |
| 2025年10月~ | 現年度の取得状況の調査および積極的な取得促進のための社内広報活動を行う。 |
| 2026年 4月~ | 2025年度の取得状況の調査、分析を行う。 |
| 2026年10月~ | 現年度の取得状況の調査および積極的な取得促進のための社内広報活動を行う。 |
| 2027年 4月~ | 2026年度の取得状況の調査、分析を行う。 |
| 2027年10月~ | 現年度の取得状況の調査および積極的な取得促進のための社内広報活動を行う。 |
| 2028年 4月~ | 2027年度の取得状況の調査、分析を行う。 |
| 2028年10月~ | 現年度の取得状況の調査および積極的な取得促進のための社内広報活動を行う。 |
当社は、2024年9月4日付で、これまでの取組みや男性社員による育児支援制度の利用実績が評価され、厚生労働省より子育てサポート企業として認定を受け、「くるみん認定」を取得しています。
ISO9001認証取得状況
1995年に光製品事業部が、2007年に精機部門において品質マネジメントシステムの国際規格ISO9001の認証を取得いたしました。適切な品質マネジメントシステムを構築し、品質保証の体制強化に取り組んでいます。
| 登録証番号 | JP98/012187 |
|---|---|
| 対象規格 | ISO9001 : 2015 |
| 認証取得事業所 | 本社工場、第2工場及び第3工場 |
| 対象範囲 | 光コンポーネント、光学レンズ、光無線応用製品、光コンポーネント用研磨機・機器、及び金型の営業、設計、製造。成形品の営業、製造 ※端面検査装置及び、各種測定器は認証範囲外 |
| 審査機関 | RvA |
| 認定機関 | DNV |
| 登録日 | 1995年12月20日 |