ガラスが持つ強度と耐環境性を活かしながら、用途に合わせて様々な非球面形状を特殊なUV硬化樹脂により成形するハイブリッドレンズ。耐熱性の高いUV硬化樹脂を開発したことで260℃リフロー工程にも耐えられるレンズを提供します。
これまでリフロー工程に耐えられなかった小型カメラモジュールや3Dセンサーモジュール用レンズユニットをリフロー対応化することでお客様での製造工程改善に寄与します。
光学ガラスは平板、球面(又は非球面)のどちらでも対応可能。ガラスの形状は問いません。また、特定波長を除去するカットフィルターをガラス平板の代わりとすることで、部品点数の削減をすることも可能です。
リフロー耐熱性: 260~265℃
ピーク温度の時間: 30秒以下
対応回数: リフロー3回
常温で粘度の低い熱硬化樹脂を高精度な金型に低圧射出し金型内で熱硬化させるLIM(Liquid Injection Molding)方式を利用したリフロー対応耐熱LIMレンズ。独自の樹脂配合と成形ノウハウ、金型技術により成形後の変形、内部応力を極限まで減少。
低粘度樹脂を利用することで、射出成形やガラスモールドでは不可能だったレンズサイズ φ1㎜、厚み0.1㎜以下の超小型レンズの成形が可能です。更なる小型化が求められる3Dセンシングモジュールや医療用ディスポーサル内視鏡などに最適です。
リフロー耐熱性: 260~265℃
ピーク温度の時間: 30秒以下
対応回数: リフロー3回
独自技術で成形する小型レンズと市販のイメージセンサーを組合せ超小型カメラモジュールとして提供も可能です。
お客様の要求仕様に合わせてレンズをカスタム設計しセンサーと組み合わせてご提供いたしますのでご相談ください。
光の回折現象を利用しレーザー光を意図した点・線にして投影するDOE(Diffractive Optical Element, 回折光学素子)、当社のハイブリッド成形技術を用いてガラス平板に1um以下の凹凸を無数に形成することで、様々な投影パターンを実現することができます。
MSGハイブリッドレンズの技術を応用し3Dセンシングで使用されるDOEを開発。長年の光学設計技術と精密成形技術ノウハウを活かしDOEの設計から試作、量産までを一貫して提供いたします。
レンズへのARコーティングは真空蒸着方式で行われるのが一般的ですが、樹脂レンズへの蒸着コーティングは温度変化により破損や剥離がしやすかったり、非球面形状への均一な成膜が難しいなどの課題があります。当社のARコーティングは独自製法によるものでレンズ形状に依存せずに均一な膜を成膜することが可能です。また、リフローにも耐えられる耐熱性を持っております。レンズ以外の平板等の光学部品への成膜も可能ですのでご相談ください。
ARコーティング対象波長範囲: 400 ~ 1,600nm
コーティング耐熱性: 265 ℃ Max(レンズ材質に依存)
電話でのお問合せ047-388-7117
(レンズ関連 営業担当) 月~金 8:30~17:30
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